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エキナセア

天然の抗生物質とも言われる、体を守るハーブ

エキナセアは人の免疫を活性化させる働きがハーブの中でも強いと考えられています抗菌・抗ウィルス作用や抗炎症作用もあることから。風邪・感染症の予防や改善から皮膚炎症のケアまで幅広い働きが期待できるハーブと言えるでしょう。ストレスが多い、不規則な生活が気になる方にもおすすめ。

画像:エキナセア(ムラサキバレンギク)

 

エキナセア(ムラサキバレンギク)について

基本データ

通称
エキナセア(Echinacea)
学名
Echinacea purpure
(E.angustifolia, E.pallidaも使用可)
別名
紫馬簾菊(ムラサキバレンギク)、紫西洋菊(ムラサキセイヨウギク)、エキナケア、パープル・コーンフラワー(Purple Coneflower)、金光菊、紫錐花
花言葉
優しさ、深い愛、あなたの痛みを癒します
誕生花
3月16日・8月20日・10月7・13日
科名/種類
キク科ムラサキバレンギク属/多年草
使用部位
葉、茎、花、根
代表効果
抗アレルギー、抗ウイルス、抗菌、免疫賦活、抗炎症、抗酸化
こんな時に
風邪やインフルエンザの予防、花粉症などのアレルギー、カンジタ・尿道炎・膀胱炎・ヘルペスなどの感染症、ニキビ、皮膚疾患、むくみ
おすすめ利用法
ハーブティー、ハーブチンキ
ハーブティーの味
草木系の香りと味、やや青臭さを感じる場合も

植物紹介

エキナセアは北アメリカが原産の、キク科の多年草です。そのまま呼び名(英名)として使われている名のEchinaceaは見た目の形状からギリシャ語のechino(はりねずみ)に由来しています。

エキナセアの原産地である北米大陸では古くから先住民の間で、蛇に噛まれた傷・化膿・熱症・歯痛など様々な用途に用いられた薬草です。そのことから「インディアンのハーブ」とも呼ばれます。
1870年代にアメリカの医師が先住民の知識を活かし治療薬として利用したことからエキナセアへの注目が集まります。ヨーロッパに持ち込まれるとドイツが中心となって本格的な研究がスタートし、感染症の予防・治療への有効性が確認されました。現在ヨーロッパでは伝統的医薬品(THMPD)として認められています。

エキナセア(ムラサキバレンギク属)の中でも薬用とされるのは、アングスティフォリア(E.angustifolia)、プルプレア(E.purpurea)、パリダ(E.pallida)の3種類ですが、最も利用され研究が進められているものはエキナセア・プルプレア(和名:ムラサキバクレンギク)です。

エキナセアの栄養・成分・期待できる効果

エキナセアティー(エキナセア茶)

免疫力向上

エキナセアに含まれる多糖類には白血球の一種であるマクロファージの活動を活発化し、免疫系全体の機能を高める働きがあります。風邪を引きやすい・疲れやすい・季節の変わり目に体がダルイ方などにも適しているでしょう。

風邪や感染症に

エキナセアには免疫を活性化させる免疫賦活作用や抗菌・抗ウイルス作用があり、風邪やインフルエンザを始めとした感染症の予防に効果があるとされています。加えて炎症を抑える働きもあるため頭痛・のどの痛み・鼻炎・発熱などの症状や、尿道炎・膀胱炎など泌尿器系感染症の改善にも効果が期待出来ます。

風邪などの予防としてハーブティ・チンキを飲用する場合は2週間飲んで1週間休むというサイクルで継続するのが効果的だと言われています。休みを開けずに飲用し続けると効果が薄れてくる可能性が示唆されています。

花粉症などのアレルギー緩和に

エキナセアは免疫系の機能を高め正常に働かせる働きがあることや、直接的に炎症を抑える働きがあることからアレルギー対策としても注目されています。

アトピーやアレルギーが気になる方は外用・サプリメントなどの抽出物を使用した場合はエキナセアに対してアレルギーを起こしてしまうことが稀にあるので、1杯のハーブティーからスタートするのが無難と言えるでしょう。ハーブティーやチンキの使用で花粉症が緩和される方もいるようです。

皮膚トラブルに

エキナセアの免疫力向上作用効果などはニキビや湿疹、ヘルペスなど肌の炎症を抑えることにも繋がります。本来なら抑えられるはずの菌やウィルスであっても、免疫力が低下していることにより大きな炎症なってしまいます。ヘルペスの再発やいつまでも治らない大人ニキビの改善に免疫力向上と言われるのはこのためです。

加えて抗菌・抗ウィルス作用や抗炎症作用もあるため、直接的な原因や症状の抑制・改善にも効果が期待出来るでしょう。チンキやハーブティーの飲用で傷の治りが早くなるという報告もなされているようです。

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その他の作用

むくみの解消に

エキナセアはリンパの循環を活性化させ、老廃物の排出を促進する働きがあるとされています。むくみが気になる方はエルダーフラワーダンディライオン(ルート)ゴボウなどとブレンドするとより効果的でしょう。

外用(飲食以外)で期待できる効果

皮膚炎症・感染症に

エキナセアの免疫向上・抗菌・抗ウィルス作用などは外用として患部に直接塗ることで、ニキビやヘルペスの改善に有効とされています。
またエキナセアの抗炎症作用から傷・ただれ・湿疹・火傷・日焼けなどの皮膚炎症に用いる軟膏の成分としても配合されているようです。

エキナセアの注意事項

  • 妊娠中、授乳中は使用を避けましょう。
  • ヨモギなどキク科植物にアレルギーがある方は注意が必要です。
  • 自己免疫疾患のある方は医師に相談の上使用するかを決めてください。
  • 連続使用期間は内用、外用を問わず、8週間以内が勧められています。

ハーブティー

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投稿日:2015年9月4日
更新日:
制作:ボタニカル♪ラブ

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