松葉茶(松の葉茶)
健康茶と期待される効果効能紹介

古代中国では不老長寿・仙人の食料と考えられていた

不老長寿の象徴など縁起物としても知らしまれている松。古くは木部・葉・実・松脂とほぼ全てが利用されてきた植物でもあり、古代中国で松の葉は仙人の食べ物とも考えられていたのだとか。現在でも松の葉にはケルセチンやビタミンC・葉緑素などが豊富に含まれいることが分かっており、血液浄化や血管強化に役立つ健康茶として注目されています。ストレス対策や美容面での効果も期待されているほか、入浴剤代わりにも利用することでも血行促進や疲労回復などに役立つと考えられています。

松の葉のイメージ画像

 

松葉茶について

植物紹介:松

長寿や健康を象徴する植物として、竹や梅と共に縁起物としても用いられる機会の多い松の木。日本人にとってもお馴染みの樹木の一つであり、薪・松明など燃料や光源としても使われてきました。諸説ありますが松明という名前の語源も「焚き松」や「手火松」などと言われており、松がよく使われていたことが分かりますね。また食用に適した種類があるとは言え“松の実”も薬膳などではよく用いられていますし、松茸(マツタケ)・松露(ショウロ)など美味しいきのこが生える木としても知られています。

ところで松という呼び名はマツ科マツ属に分類される樹木の総称で、北半球のほぼ全域に分布しているため種類も豊富。マツ属の樹木は食用から薬用・木材・燃料と生活の中で使われてきました。木材だけではなく、松ヤニ(樹脂)も滑り止めや木材の手入れから食品香料・医薬品・粘着剤などに広く用いられています。また松の葉は発酵力が高いことからパン作りやお酒作りにも利用されていました。近年でも砂糖水に松の葉を入れて“松葉サイダー”を作ったり、天然酵母として活用されている方がいらっしゃいますね。

日本にも様々な松がありますし、マツ属以外であってもトウヒ科のエゾマツ・モミ属のトドマツなど“松”が付けられている針葉樹も少なくありません。マツ属に含まれるものとしては、広く分布している赤松・黒松の二種類が代表的です。ちなみにマツという名前の由来は枝分かれている=股と呼んでいたものが変形したという説から、樹齢が長いことから“久しきを待つ(長生きする)”説、常緑樹=雪や霜を待つ木・神が宿るのを待つ木である…など様々な説があります。

神を待つ木という説もあるように、松は日本を含む東アジア圏では「不老長寿」の象徴として大切にされている存在。これは樹齢が数百年と長く通年緑色の葉をつけていることに加えて、古代中国では“不老長寿のために仙人達は松の実や葉を常食していた”という伝説が広く知られていたことも関係していると言われています。薬物書である『神農本草経』や『本草綱目』でも体調を整えたり長寿をサポートする働きがある・毛髪を生やすなどの効能が記されており、体に良い食品・薬として用いられていたことがうかがえます。

東アジアでは不老長寿や縁起物などプラスイメージの強い松ですが、ヨーロッパでは「悲しい恋物語」の木というイメージもあるのだそう。これはギリシア神話で女神レアが意中の男性を、嫉妬から松の木に変えてしまったという伝説があるため。後悔と忘れられぬ恋情から毎日松の下で泣く彼女に同情し、神々は松の木が一年中緑を保てるよう常緑樹にしたのだとか。松の木にされてしまった片思いの相手はたまったものではないでしょうが、冬でも葉が緑色のままというのは何処の人にとっても神秘的だったことが感じられるエピソードでもあります。

ともあれ日本で松は縁起物が良いものと捉えられていましたし、古い時代は中国医学の影響が大きかったため健康食品もしくは薬としても用いられていたと考えられています。お城に松の木が植えられているのは縁起担ぎだけではなく、籠城戦になったときに葉・樹皮の下にある薄皮が食料になるということもあったそうですよ。民間療法の中でも強精強壮剤・胃薬・歯の痛み止めなどに使われることもあり、地域によってはお正月に松の葉をお風呂に入れるという風習もあるようです。

基本データ

通称
松葉(まつば)
別名
松の葉、赤松(アカマツ)、雌松(メマツ)、Pine needle tea
学名
Pinus densiflora
(黒松Pinus thunbergiiなどを使うことも有)
科名/種類
マツ科マツ属/常緑針葉樹
花言葉
不老長寿、永遠の若さ、同情、哀れみ、勇敢
誕生花
赤松:1月21日/黒松:11月14日
使用部位
葉(針葉)
代表成分
フラボノイド(ケルセチン)、葉緑素、ビタミン類、ミネラル類、精油(カンフェン、a-ピネン、ボルネオールなど)
代表効果
抗酸化、浄血、血管強化、コレステロール低減、血圧降下、血行促進、強壮、鎮静
こんな時に
血液を綺麗に保ちたい、生活習慣病(高血圧・動脈硬化・脳梗塞・心筋梗塞・糖尿病)予防、血行不良、冷え、むくみ、デトックス、肥満予防、疲労回復、ストレス、神経痛・美肌・抜け毛予防
おすすめ利用法
食用、健康茶、ハーバルバス、ハーブチンキ、、薬酒
お茶の味
青っぽさと松脂感のある香り、味はうっすら苦み・酸味がある
カフェインの有無
微量含む(※ノンカフェインのものもある)

松の葉の栄養・成分・期待できる効果

松葉茶

血流サポート

血液浄化・血管強化に

松葉茶は血を綺麗にしてサラサラに保つ働き、また血管を強く靭やかに保ってくれると茶と考えられています。松葉茶には色々な健康メリットが期待されていますが、その半分くらいは血液浄化・血管強化という働きに起因しているとも言われていますよ。成分的にも松の葉にはビタミンCやビタミンA・フラボノイド系ポリフェノール(ケルセチン)・葉緑素(クロロフィル)など抗酸化物質が豊富に含まれていることが認められています。

抗酸化物質は血中脂質の酸化を防ぐことで、血液・血管を綺麗に保つ働きが期待されています。またケルセチンとビタミンCはコラーゲン生成を促すことで血管、特に毛細血管を強く靭やかにしてくれると考えられていますし、クロロフィルは血中コレステロールの低減作用が報告されている成分でもあります。それ以外に松の葉に含まれている香り成分(テルペン類)にもコレステロールや中性脂肪の低減作用があるとする説もありますので、こうした成分が複合することで血液サラサラに繋がると考えられます。

静岡農業高等学校の研究では松の葉に含まれているケルセチン含有量が同グラムのリンゴやレタスの約8倍あること・粉抹茶よりも高い抗酸化作用を持つという分析結果も発表されていますよ。同研究の中では緑茶もしくは抹茶とブレンドすることで飲みやすさと抗酸化作用を高められる可能性があることも示唆されていますし、松葉茶は単体だと飲みにくいお茶でもありますから緑茶に混ぜて取り入れてみても良いでしょう。


動脈硬化・高血圧予防に

高い抗酸化作用を持つと考えられる松葉茶は、メタボリックシンドロームや生活習慣病予防にも効果が期待されています。動脈硬化や心筋梗塞・脳梗塞などの血流トラブルを起こす要因として、血管壁に入り込み蓄積した悪玉(LDL)コレステロールが活性酸素と結びつくことが挙げられます。酸化したLDLコレステロールは免疫細胞に異物と認識され瘤(プラーク)で覆われます。この瘤が血管を狭める・血管柔軟性を損なわせることで動脈硬化に、悪化すると心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす原因となるため、抗酸化物質の補給は動脈硬化のリスク低減に繋がると考えられています

松葉茶にはコレステロール低減作用が期待されるクロロフィル(葉緑素)やケルセチンなども含まれています。またケルセチンには血糖値上昇抑制や血圧降下作用も報告されているため、血液サラサラ・血管強化と合わせて高血圧や糖尿病予防など生活習慣病全般の予防に効果が期待されています。認知症予防に良いと言われるのも血栓予防や脳への血流をサポートしてくれるためのようです。ドロドロ血液や動脈硬化という言葉が気になる方は松葉茶とイチョウ葉茶韃靼蕎麦茶などと組み合わせてみるのもオススメです。


冷え性・むくみ対策にも

抗酸化作用や浄血・血管強化という働きは血流関係の疾患予防としてだけではなく、血行を整えることで様々な不調の軽減にも繋がります。血行不良は様々な不快感・不調を引き起こす要因と考えられているため松葉茶にも様々な改善効果が期待されていますが、代表的と言えるのは冷えの改善低血圧に良いという説も強心作用によって血圧を上げるようなものではなく、血液循環を良くすることが大きいと考えられます。

血液循環を良くすることに加え、クロロフィルには造血作用が期待されていること・鉄分や鉄分吸収を促すビタミンCが含まれていることから松の葉は貧血予防効果があるという説もあります。浸出するタイプのお茶として摂取するのであれば、脂溶性成分で溶け出しにくいクロロフィルや鉄分をどの程度摂取できるかは微妙なところですが、血液浄化による体質改善のついでに取り入れると若干の補給には繋がるでしょう。

また、むくみ改善と言うとカリウムや利尿成分に目が行きがちですが、血行不良もむくみの原因の一つ。血液循環が悪くなるとリンパ液の循環も悪くなり、特に足など心臓よりも下にある部位に血液やリンパ液が停滞してむくみが起こりやすくなります。このため血液循環を良くすることはむくみの改善にも繋がる可能性がありますよ。冷えやむくみが気になる方、特に女性であればヨモギ明日葉と組み合わせても良さそうです。


デトックス・肥満予防にも

松葉茶はコレステロールの排出促進作用、抗酸化・血流改善などの働きを持つと考えられることから、ダイエットサポートにも役立つのではないかと注目されています。松の葉に豊富に含まれているケルセチン配糖体も脂肪分解酵素(リパーゼ)を活発化させることにより、体脂肪の分解を助ける働きが期待されている成分。松の葉由来のものではありませんが「体脂肪を減らすのを助ける」トクホ商品にもケルセチン配糖体が使われていますね。

そのほかクロロフィルは食物繊維と同じ様な働きをすること・サイズが非常に小さいことから、小腸の絨毛間に溜まってしまった重金属などの有害物質を排出させるデトックス効果があるとも言われています。デトックス効果や抗酸化・血行促進作用は代謝向上にも繋がるでしょう。松の葉そのものを使った松葉茶が目に見えるほどの抗肥満効果を持つかは定かではありませんが、体質改善の一環として取り入れることで肥満予防やダイエットにも一役買ってくれる可能性はありますよ。


そのほか期待される作用

栄養補給・強壮に

松の葉そのものはビタミン類を筆頭に、ミネラルやアミノ酸等の必須栄養素を多く含む食材もあるとも言われています。栄養素の補給という面からも身体を保ち、疲労回復をサポートしてくれると考えられます。仙人が食べていた・籠城戦の時に使われたと言われるのも、栄養豊富だったことが関係していたのかも知れませんね。抗酸化作用やクロロフィルによるデトックス効果なども肥満や生活習慣病予防だけではなく、疲労や疲労感の軽減に繋がります。


ストレス・不眠対策に

少し松脂っぽさがある独特の匂いを持つ松葉茶ですが、この「松の木だな」という香りには鎮静作用やリラックス効果も期待されています。ヤニ臭さの元と言われる酢酸ボルニル(ボルニルアセテート)は鎮静作用を持つと考えられていますし、鎮静作用や森林浴効果があるとされるa-ピネンなども含まれているのでストレス対策にも役立ってくれるでしょう。神経の興奮を落ち着けてくれることから不眠対策に役立つという説もあります。

ちなみに主にパインスコッチ(Pinus sylvestris)が用いらられているため種は違いますが、パインニードルと呼ばれる松葉の精油も気持ちを落ち着けたり頭をクリアにする働きが期待されていますよ。松葉に強壮・強精作用があると言われる主な理由は栄養補給や代謝向上によるものと言われていますが、心のサポートという点でも役立っている可能性がありますね。


神経痛やリウマチの軽減に

松葉茶は神経痛や関節炎・リウマチなどの痛みの軽減に取り入れられることもあります。これは松の葉の持つ血液浄化によって体質改善がなされるためだと言われてきましたが、近年はケルセチンやα-ピネンなどテルペン類に抗炎症作用も報告されていることから、血液浄化以外の面でも痛み軽減に働きかけてくれる可能性があると考えられています。血行促進によって体を温める働きも期待できますから、特に冷えによって発現・悪化するタイプの痛みがある方は取り入れてみても良いかも知れません。


美肌・美髪の保持にも

緑茶と同等以上の抗酸化作用を持つ可能性が報告されている松葉茶は、肌老化を予防してくれるアンチエイジングティーとしても注目されています。活性酸素による肌細胞の酸化はシミ・シワ・たるみなどの原因となることが指摘されていますから、ケルセチンやビタミンC・クロロフィルなど抗酸化物質が多い松葉茶は美肌保持にも効果が期待できますね。血液や血管がキレイになる・血行が良くなることから肌の新陳代謝や透明感の向上にも繋がると考えられます。

抗酸化作用に加えて、ケルセチンはビタミンPと呼ばれるフラボノイド化合物の一種でもあり、ビタミンCを安定させたり作用を高める働きがあります。ビタミンCと相乗して抗酸化力を高める以外に、ビタミンCの持つメラニン色素生成抑制(チロシナーゼ活性阻害)効果やコラーゲン生成促進効果も高まることが認められていますから、内側からの美肌サポートには是非取り入れたい成分と言えるでしょう。

松葉茶には肌代謝を良くしたり乾燥を予防してくれるビタミンAも含まれていますから、老化予防以外にくすみ・肌荒れ対策などにも効果が期待できます。また『本草綱目』の時代から松葉は毛髪を増やす働きがあるとされていましたが、現代でも抗酸化作用+頭皮への血行を良くすることから抜け毛予防や育毛に繋がるのではないかという説もあります。毛生えに良いかは微妙なところですが、クロロフィルなどの働きからも頭皮や髪に栄養素をしっかりと送って綺麗に保つ働きは期待できそうですね。


松葉茶の作り方・飲み方

松葉茶の原料について

松葉茶は松の木から葉を採取して、自分で作ることも出来ます。商品としては赤松の葉が使われていることが多いですが、黒松・五葉松・大王松・琉球松など赤松以外の松からも作ることが出来ます。韓国でも“松葉茶”が飲まれていますが赤松以外にアブラマツ(学名:Pinus tabuliformis)を使われることがあるそうですし、北米ではストローブマツ(学名:Pinus strobus)を使ったハーブティーが冬場の風邪・インフルエンザ対策として飲まれているそうです。

このため赤松以外のマツ属樹木の葉を使って自作するという方もいらっしゃいます。ただし松と良く似た針葉樹は多く存在し、中には毒性のある種もありますので、見分けに自信のない方は自作を避けたほうが良いでしょう。また松の葉であればお茶にして利用することは出来ますが、なるべく空気の綺麗な所に生えているものを利用することをお勧めします。


松葉茶の作り方・淹れ方

自作の松葉茶は大きく
①フレッシュハーブのような感覚で使う
②軽く蒸して乾燥させたものを煮出す
③乾燥させてから粉末にしたものを溶く
と3タイプの作り方がに分かれています。

採取した松の葉をよく洗い、軸(ヘタのような部分)を取るところまでは全タイプ共通です。軸は松脂が出てくる部分ですので、付けたままだと渋み・臭みが強くなります。取らなくても問題はありませんので、独特の風味が好きな方であれば付けたままお茶にすることも出来ます。①の場合は、洗った生葉を弱火で15~25分程度煎じれば飲むことが出来ますよ。

まとめて作っておきたい・保存を考えている場合は②か③の方法で茶葉を作ります。方法については洗った松の葉を刻んだ後、天日干しだけ行う・軽く炒めてから天日干しする・軽く蒸して天日干しをする…など人によって様々ですが、きちんと水分を抜くのが一番のポイントです。①は煮出さないと若干香りがお湯にうつる程度ですが、乾燥させたものお湯を入れて蒸らす(浸出する)だけで飲むことが出来ます。ただし味は薄めなので、焙煎の工程を入れたほうが飲みやすいかも知れません。

③の粉茶タイプにする場合は乾燥後にミルにかければOK。松の葉の有効成分は脂溶性成分が多く水に溶け出しにくいので、栄養補給という面では丸ごと飲める(食べられる)コチラが優れているでしょう。お湯を注ぐだけで飲めるので最も手軽でもありますが、粉っぽさや苦みがあって飲みにくいとも言われています。粉茶や抹茶と混ぜたり、牛乳で溶いてはちみつを加えると飲みやすくなります。

松葉茶は食品(健康茶)ですので摂取基準などは設けられていませんが、副作用として胃痛や下痢・便秘などが起こる可能性が指摘されています。胃腸が弱い方は注意したほうが良いと言われるお茶でもありますし、何事も過剰摂取は禁物。一日の摂取量は2~3倍程度に留めるようにしましょう。薬のように即効性のあるものではありませんので、体調を見ながら少量ずつ1~2ヶ月程度飲み続けてみて下さい。

お茶以外の使い方(外用)で期待できる効果

入浴剤として

松の葉は672年に起きた壬申の乱で天武天皇が負った背中の矢傷の治療に利用された、という伝承もあるほど古くから入浴剤としても利用されてきました。お正月には飾りに使っていた松で“松の葉風呂(松湯)”に入るという風習も残っていますし、ヨーロッパでもマツ属の植物は入浴剤として古くから利用されています。

各地で古くから現代に至るまで松の葉が入浴剤として利用されているのは森林系の香りが心地良いことに加え、健康維持にもメリットがあったためではないかと考えられています。松湯には様々な効果が期待されていますが、働きの多くはα-ピネンやカンフェンなどのテルペン類(香り成分)によるものと考えられます。あの松の香りとしか表現しようのない森林系の香りにはリラックス効果が期待できるため、ストレス対策や安眠のサポートにも繋がると考えられています。

血行促進作用があり保温性に優れているという報告もなされていますから、冷え性の方や冬場の入浴にも適しているでしょう。テルペン類には鎮痛作用が期待できるものもあるため、保温力と合わせて神経痛やリウマチ・筋肉痛・肩こり・腰痛などの緩和にも有効とされています。血行が良くなりリラックス効果も期待できますので、疲労回復にも繋がりますね。クロロフィルやテルペン類には抗菌作用があるので風邪予防にも役立ってくれるでしょう。

そのほか抗菌作用からニキビ予防に、血行促進からむくみ改善やダイエットサポートに、ケルセチンやビタミンCなどの抗酸化物質から肌老化予防になど美容面でも効果が期待されています。クロロフィルの消臭効果から体臭・加齢臭対策に良いという説もありますよ。

松湯(松の葉風呂)の作り方

松の葉を入浴剤として利用する場合は

  1. 生葉から軸をとり、ぬるま湯でよく洗う
  2. 細かく(~2cm程度)刻む
  3. 水から15~20分程度煎じる
  4. 煎じ汁のみを浴槽に入れ、よくかき混ぜる

という方法がポピュラー。もっと手軽な方法としては松葉を刻み布袋に詰め、浴槽に入れて水から沸かすという方法もあります。ただし下処理をきちんとしないと、浴槽に脂がついて汚れてしまう可能性があるため注意が必要。使用する松葉の量はお好みによって色々ですが、大人の手で一掴みくらいという方が多いようです。

ちなみに生葉が無い場合は、松葉茶(乾燥したもの)でも代用できます。日本の松とは違いますが、市販されているエッセンシャルオイル“パインニードル(スコッチパイン)”などを使うことでも、同じ様な効果が期待できると言われています。身近に松がない・排気ガスなどが気になるという方は待つのはエキスの含まれた入浴剤や精油を使ってみるのもおすすめですよ。

松葉茶の注意事項

  • 妊娠中・授乳中の方は、安全性についての十分なデータが無いため使用を控えましょう。
  • 持病・疾患のある方、医薬品を服用中の方は医師に相談の上で利用して下さい。
  • マツ科植物にアレルギーのある方は使用に注意が必要です。