ボタニカル♪ラブ

ハーブ・生薬・スパイス…植物のチカラで日々を素敵に

アーティチョーク

お酒や脂っぽい食事が多い方に

アーティチョークは古代ギリシア・ローマ時代から健胃・強肝作用が知られていた食材で、二日酔いなどお酒関係の不調や消化不良・食欲不振によく用いられおり生活習慣病予防も期待されています。近年では脂肪分解を促進する作用や美白・光老化防止作用などが報告され、ハーブとして美容面でも注目を浴びている存在です。

画像:アーティチョーク

 

アーティチョークについて

基本データ

通称
アーティチョーク(Artichoke)
学名
Cynara scolymus
別名
朝鮮薊(チョウセンアザミ)、食用アザミ、Globe artichoke、洋薊(ヨウケイ)
花言葉
警告、孤独、独立独歩、傷つく恋、そばにおいて
誕生花
5月4日、6月4・23日、8月20日、9月28日
科名/種類
キク科チョウセンアザミ属/多年草
使用部位
代表効果
肝臓解毒、胆汁分泌促進、消化促進、利尿
こんな時に
消化不良、食欲不振、生活習慣病予防、二日酔い、便秘、むくみ、美白、美肌
おすすめ利用法
ハーブティー、ハーバルバス、食用
ハーブティーの味
草木の香りとさっぱりとした軽い苦味がある

植物紹介

アーティチョークとは地中海沿岸が原産のキク科チョウセンアザミ属に属する多年草で、英語圏の国では菊芋やチョロギもアーティチョークと呼ばれるため区別してグローブアーティーチョーク(Globe artichoke)とも呼ばれます。

日本では若いつぼみを食用として食べる野菜のような感覚が強いですが、ヨーロッパでは古くから食用・薬用として用いられてきました。中世ヨーロッパでは高価な上に花の部分が媚薬になると信じられ、カトリーヌ・ド・メディチが初夜を迎える際に食べ過ぎたという逸話もあります。

和名はチョウセンアザミですが、日本には江戸時代にオランダから伝わりました。栽培条件が合わないことなどから普及せず、戦後フレンチやイタリアンの普及とともに少しずつ食用として認知されるようになります。現在アーティーチョークは食物繊維やミネラルが豊富な健康野菜として女性に人気があります。

アーティチョークの栄養・成分・期待できる効果

アーティチョークティー

消化器系の不調へ

アーティチョークは古代ギリシア・ローマ時代から健胃・強肝作用のあるハーブとして用いられていたと考えられていますし、現在でもベトナムやインドではお酒を飲んだあとの二日酔い予防の薬草茶として利用されているようです。

肝機能の強化に

アーティチョークの葉に含まれるシナリンという成分には肝臓の解毒作用や胆汁分泌を促進させる働きがあり、肝臓への負担を低減したり、損傷を受けた肝細胞の回復を促進してくれます。二日酔いや吐き気などを抑えるのにも役立ちますので、よくお酒を飲む方には心強い味方と言えるでしょう。

消化器系の不調に

アーティチョークティーはに含まれるシナリンなどの苦味物質は消化器の働きを向上させる働きがあり、食べ過ぎや夏バテ・体調不良による食欲不振や胃もたれ感の解消に役立ちます。またこの苦味には神経の強壮効果もあると考えられており、神経性の食欲不振にも有効とされています。

Sponsored Link

その他の作用

生活習慣病・肥満予防

アーティチョークティーは肝機能を向上させることによるデトックス・脂肪分解促進効果、コレステロール値を整えるフィトステロール、血中の中性脂肪を減少させるイヌリンを含むことなどから生活習慣病の予防にも有効と考えられています。

また シナリンには味蕾の甘味受容体の働きを阻害し、その後に食べるものの甘味を強く感じさせるという性質があります。食前に飲むことで砂糖の量を減らすことにも役立ってくれる可能性がありますから、甘いものが好きな方の糖尿病予防やダイエットサポートにも役立ってくるかもしれません。

むくみの予防・解消

お酒を飲みすぎたあとのアルコール分解促進作用に加えて利尿作用がありますので、飲んだ翌日に顔や手足がパンパンにむくんでしまうような方のむくみ予防としても適しているとされています。もちろんお酒が入っていない場合でも、余分な水分の排出を促してくれるのでむくみ予防や解消に利用出来ます。

美白・美肌効果

アーティチョーク葉エキスを服用すると肌の白色度が向上する、外用すると毛穴が目立たなくなるなどの実験報告から、化粧品やサプリメントまで幅広い商品に配合されています。
これはアーティーチョークの苦味成分の一つである「シナロピクリン」という成分に肌のメラニン色素抑制、毛穴トラブルの効果が臨床実験で確認されており、肌の弾力低下・表皮の肥厚など光老化全般にも効果を発揮することが報告されているためです。

外用(飲食以外)で期待できる効果

口臭予防に

アーティチョークのハーブティーでうがいをすると口臭予防に役立ちます。

スキンケアに

アーティチョークの茶葉を入浴剤代わりに利用することで、湿疹等の肌荒れ防止・便秘解消・冷え性改善に効果が期待出来ると言われています。

シナロピクリンによる美白・光老化防止などの働きも外用でも有効とされ化粧品などにも配合されています。抽出物とハーブティーでは成分の濃度が違いますので効果の度合いは弱いですが、お肌のコンディションを整える働きは期待できるでしょう。

アーティチョークの注意事項

  • ヨモギなどキク科植物にアレルギーがある方は注意が必要です。
  • 胆石・胆管障害など肝臓系の疾患のある方は使用を避けましょう。
  • 妊娠中・授乳中の使用は控えましょう。

ハーブティー

 - , , , ,

投稿日:2015年9月7日
更新日:
制作:ボタニカル♪ラブ

関連記事